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コミノ島樹木伐採に科学者が抗議|ERAに環境説明責任を求める

コミノ島(Comino)の旧バンガロー跡地における高級リゾート再開発に伴い、「数千本に及ぶ樹木や原生低木(ガリーグ生態系)の伐採・除去」が計画されている問題について、マルタ大学をはじめとする環境科学、生物学、生態学のトップ研究者・科学者グループが合同声明を発表しました。

科学者たちは、開発を許可する方向で動く環境資源庁(ERA:Environment and Resources Authority)に対し、「環境保護機関としての説明責任と透明性が完全に欠如している」と激しく非難し、徹底した科学的再評価を求めました。

科学者グループ(専門家)が指摘する重大なリスク

声明を出した海洋生物学者や植物生態学者らは、事業者(Hili Group)が主張する「外来種を切って植林するから環境に良い」というロジック(グリーンウォッシング)を科学的根拠に基づいて完全に否定しました。

  1. ナチュラ2000(EU保護区)の破壊: コミノ島は島全体が厳格なEU保護区(Natura 2000)であり、一度壊された成熟した樹木やガリーグ(地中海固有の低木生息地)の生態系は、人工的な植林で短期間に復元することは不可能である。
  2. 生態系ネットワークの途絶: 伐採される樹木や低木は、渡り鳥の休息地や希少な爬虫類・昆虫の生息拠点となっており、これを大量除去することはコミノ島の生物多様性に不可逆的な打撃を与える。
  3. 審査プロセスの不透明さ: ERAが科学的データや市民・専門家からの懸念を無視し、開発ありきの限定的な評価で伐採を認めようとしている姿勢は、環境保護庁としての存在意義を問われる事態である。

「説明責任(Accountability)」を追求する声

科学者たちは、「ERAは開発業者の利益を守る機関ではなく、マルタの限られた自然遺産を守るためのガードマン(監視者)であるべきだ」と強調。

もしERAがこのまま科学者の助言を無視して伐採許可を出した場合、環境破壊に対する責任は制度上および歴史的にERAと政府に帰属すると警告し、プロジェクトの全面的な見直しと公開討論の実施を要求しています。

💡 先に紹介した「環境NGO(Din l-Art Ħelwaなど)による決定延期要請」に続き、今回は「大学の教授や科学者たち」という専門家集団が声を上げたことで、この問題が単なる市民運動を超えた「国家的な環境論争」へと発展したことを示しています。

✍️ 「コミノ島の樹木伐採問題について、さらに大きな動き(続報)がありました!

先日は環境NGOが『木を切るのを延期して!』と訴えていましたが、今度はマルタの大学教授や生物学者などの科学者チームが立ち上がり、政府の環境資源庁(ERA)に対して『科学的な根拠を無視して開発を許すのは絶対に許されない!』と怒りの声明を出しました。

開発業者側は『古い木を切って新しい木を植えるから緑が増えるよ』と説明していますが、科学者たちは『何十年もかけてできたコミノ島の貴重な生態系は、木を数本植え替えたくらいじゃ絶対に戻らない!』とバッサリ切り捨てています。

コミノ島といえばブルーラグーンの綺麗な海が有名ですが、陸の上の自然をめぐっても、マルタの未来を左右する熱い議論が繰り広げられています。美しい島をそのままの姿で残してほしいですね!」

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