ホーム » 最新マルタニュース » PNがコミノ島樹木伐採の凍結要求|開発許可確定前の作業禁止を訴え

PNがコミノ島樹木伐採の凍結要求|開発許可確定前の作業禁止を訴え

コミノ島(Comino)の旧バンガロー跡地における高級リゾート再開発に伴う「大規模な樹木・低木伐採計画」を巡り、野党・国民党(PN:Partit Nazzjonalista)は声明を発表し、環境資源庁(ERA)および環境計画局(PA:Planning Authority)に対し、プロジェクト全体の最終的な開発許可(PA Permit)が下りて確定するまでは、現地での樹木の除去や伐採作業を一切許可しないよう強く要求しました。

野党(PN)が問題視するポイント

PNの環境問題担当スポークスパーソンらは、科学者や環境団体が上げた悲鳴に同調し、政府および関係当局(ERA・PA)の対応を以下のように非難しました。

  1. 手続きの「本末転倒」: 建物や施設全体の開発計画(PA)の是非が最終決定していない段階で、先行してERAが樹木伐採の単独許可を出すような手法は、開発を既成事実化させるための不当なプロセスである。
  2. ナチュラ2000(EU保護区)の保護: コミノ島は島全体が厳格なEU自然保護区であり、一切の環境破壊行為は慎重かつ厳格な審査を経る必要がある。
  3. 市民・専門家の声の軽視: 科学者や環境団体が提出した科学的知見や市民の懸念を軽視し、開発業者の利便性を優先するような姿勢は断じて容認できない。

要求内容と今後の焦点

PNは政府に対し、以下の措置を直ちに講じるよう求めています。

  • すべての関連プロセス(環境影響評価、公開討論、PAの審議)が完全に終了し、法的・社会的な承認が得られるまで、現場でのいかなる自然破壊行為(伐採・準備工事)も凍結・延期すること。
  • コミノ島の自然と環境を長期的に守るため、透明性の高い公開の場での審議を行うこと。

NGO、科学者、そして野党政治家が一斉に「伐採延期・見直し」を求めて包囲網を敷いたことで、判断を迫られる環境資源庁(ERA)およびアベラ政権の対応に最大の注目が集まっています。

💡 「NGOの要請」→「大学科学者グループの参戦」に続き、今回の「野党(PN)による政権追及」と、コミノ島の樹木伐採問題が完全に国家的な政治・環境バトルへと発展した最新のストーリー

✍️ 「連日お伝えしている『コミノ島の樹木伐採問題』ですが、ついに政治の世界でも大波乱(続報)になっています!

環境NGOの訴え、大学の科学者チームの抗議に続き、今度は野党(国民党・PN)が立ち上がり、**『リゾートの最終的な開発許可(PA Permit)が確定するまで、コミノ島の木は絶対1本も切らせない!』**と政府に激しい要求を突きつけました。

『建物全体の許可がまだ下りていないのに、先に木だけ切って準備を進めさせるなんて開発業者を贔屓しすぎだ!』という主張です。

コミノ島はマルタが世界に誇る宝物のような島です。市民、科学者、政治家が一体となって自然を守ろうと声を上げる中で、政府や環境資源庁(ERA)がどのような決定を下すのか、現地でも過去最高レベルの関心が集まっています!」

類似投稿