スリーマのアパート価格が全国平均の1.6倍|マルタ不動産高騰ニュース
マルタ国立統計局(NSO:National Statistics Office)が公表した最新の不動産価格データによると、マルタで最も外国人や留学生に人気の高い居住エリアであるスリーマ(Sliema)のアパート(平米単価)価格が、マルタの全国平均を「61%」も上回り、国内最高額を維持していることが分かりました。
最も高額なエリアと上昇傾向
NSOの「地域別アパート価格指数(全国平均を100とする指標)」によると、マルタ国内での不動産価格の偏りがより顕著になっています。
- 1位:スリーマ(Sliema) – 指数160.98 全国平均より約61%高く、国内最高峰の高級不動産エリアとしての地位を強固にしています。
- 2位:セントジュリアン(San Ġiljan) – 指数157.43 前年から約14%という急激な価格の上昇を記録し、1位のスリーマに迫る勢いを見せています。
- 上位グループ: ペンブルック(Pembroke / 142.6)、スウィーキー(Swieqi / 139.5)、ガルゴール(Għargħur / 128.3)、シャービックス(Ta’ Xbiex / 122.6)など、中央部・北部の都市エリアが上位を占めています。
一方で「最もお手頃なエリア」との格差拡大
本島の上位エリアが高騰を続ける一方で、姉妹島であるゴゾ島(Gozo)の物件価格は全国平均を大幅に下回っており、国内での二極化(地域格差)が広がっています。
- 最も安いエリア: ゴゾ島のシェウキーヤ(Xewkija / 指数57.1)やサンナット(Sannat / 指数62.7)などがあり、スリーマの3分の1以下の価格帯となっています。
- 本島 vs ゴゾ島: マルタ本島全体の平均指数が「103.55」であるのに対し、ゴゾ島・コミノ島エリアは「68.01」にとどまり、本島のアパート価格はゴゾ島より平均して30%以上高い状況です。
不動産高騰の背景と要因
専門家や市場関係者は、スリーマやセントジュリアン周辺の不動産がここまで高騰している背景として、以下の要因を挙げています。
- 海外からの需要集中: iGaming(オンラインカジノ)企業や金融機関で働く高所得層の外国人駐在員(エクスパット)の居住需要。
- 短期賃貸(民泊)投資の過熱: 観光客や留学生向けにアパートを高額で貸し出す投資目的(Buy-to-let)の買い占め。
- 特別指定エリア(SDA): Tigné Pointなどのウォーターフロント開発地区では、EU外の外国人でも購入制限なしで所有できるため、世界中から投資資金が流入している。
✍️ 「マルタで家探しや留学準備をしている方なら誰もが驚く『スリーマとセントジュリアンの家賃の高さ』ですが、その理由を裏付ける公式データが出ました!
国立統計局の最新発表によると、スリーマのアパート価格はなんとマルタの全国平均よりも『61%』も高いそうです!お隣のセントジュリアンも前年から14%も上がっていて、この2つのエリアが圧倒的な二大高級エリアになっています。
海外からの高所得な会社員や、短期賃貸(民泊)目的の投資家がこぞって物件を買い占めているのが高騰の原因です。
💡 お部屋探しのアドバイス: スリーマやセントジュリアンは海も近くて買い物にも超便利ですが、家賃を抑えたい留学生やワーホリの方は、バスで15〜20分ほど離れた『Msida(ムシーダ)』『Gzira(グジーラ)』『San Gwann(サンジュアン)』『Birkirkara(ビルキルカラ)』などのエリアで探すと、同じ予算でも一気に広い綺麗なお部屋が見つかりやすくなりますよ!」