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チェルケウア海洋公園の新保護計画|ダイビング聖地の混雑対策

マルタ環境資源庁(ERA:Environment and Resources Authority)は、島内屈指のマリンスポーツ拠点であり海洋保護区(MPA)に指定されている「チェルケウア海洋公園(Ċirkewwa Marine Park)」の環境保全と持続可能な利用を目的とした新たな管理計画(New Management Plan)を発表しました。

チェルケウア海洋公園と「沈没船スポット」の魅力

チェルケウアはマルタ本島の北端に位置し、ゴゾ島へ渡るフェリーターミナルのすぐ脇に広がる海岸エリアです。

透き通った圧倒的な透明度を誇り、人工的に沈められた有名な巡視艇「Rozi」や曳航船「P29」などの沈没船(レック)ポイント、洞窟(アーチ)が存在することから、世界中から年間数万人のスキューバダイバーやシュノーケラーが集まるヨーロッパ最高峰のダイビングスポットとして知られています。

新たな管理計画(Management Plan)の主な施策

近年、利用者の急増による沿岸部の混雑や、ボートの無許可アンカリング(錨下ろし)による海底生態系の破壊が懸念されていました。今回ERAが打ち出した管理計画では、以下の施策が重点的に推進されます。

  • アンカリング(錨下ろし)の全面規制と専用ブイの設置: ポシドニア海草床や水深の浅い生態系を守るため、指定エリアでの無許可のアンカリングを禁止し、専用の係留ブイ(Mooring Buoys)の整備を進めます。
  • ダイビング・陸上ルートの混雑緩和: タンクを背負ったダイバーや海水浴客が集中するエントリーポイント(エントリー・エグジットゾーン)の安全対策と、車輌混雑を解消するためのアクセス管理を強化します。
  • 密漁・違法行為の取締り強化: 保護区内での無認可の商業漁業や密漁、ゴミの不法投棄に対するパトロールを強化します。
  • 利用者の教育と啓発: 地元のダイビングショップやガイドと連携し、水中で沈没船やサンゴ・海洋生物に過度な接触をしないためのマナー徹底を促します。

ERAの担当者は、「チェルケウアはマルタの観光・ダイビング産業を支える宝であると同時に、極めて繊細な海洋生態系である。この新計画により、将来の世代までこの美しい海を永続的に残していく」とコメントしています。

💡

チェルケウアは、ゴゾフェリーに乗る時に誰もが目にする場所であり、ライセンス取得やファンダイビングで留学生・観光客が必ずと言っていいほど一度は潜る有名スポットです。

これまでご紹介してきた「コルシカ島での違法アンカリング(罰金1,500万円)」「サンジュリアンでのボート速度違反」「違法マグロの摘発」といった地中海の海洋保全ニュースの最新展開として、完璧に繋がるお役立ちトピックです。

✍️ 「ゴゾ島行きのフェリーに乗るときに通過する、あの『チェルケウア(Ċirkewwa)』に関する嬉しい最新ニュースです!

チェルケウアといえば、海の中に沈められた本物の船(RoziやP29)や洞窟があって、世界中からダイバーが集まるヨーロッパ有数のダイビング天国ですよね。

その一方で、夏のシーズンはボートやダイバーで激混みになり、ボートの錨(アンカー)が海底の海草やサンゴを傷つけてしまうことが問題になっていました。そこで環境資源庁(ERA)が、チェルケウアの海を本格的に守るための**『新しい管理計画』**をスタートさせました!

ボートが勝手に錨を下ろせないように専用のブイを作ったり、ダイバーがエントリーする場所の安全や混雑を管理したりと、海の中も陸の上ももっと安全で綺麗に整備されていきます。

マルタでダイビングのライセンスを取ったり、シュノーケリングに行ったりする予定の方は、ぜひ綺麗に守られたチェルケウアの美しい水中世界を楽しんできてくださいね!」

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