セントポールズベイが遊泳禁止に|下水流出で北部のビーチ閉鎖
マルタ北部にある人気の遊泳スポット、セントポールズベイ(St Paul’s Bay)の一部海岸が、下水の流出による微生物汚染(大腸菌など)の危険性があるとして、環境保健局(Environmental Health Directorate)により緊急の遊泳禁止措置が取られました。
被害のエリアと閉鎖の原因
今回閉鎖されたのは、地元住民や観光客、そして周辺の語学学校に通う留学生たちにもよく利用されている、セントポールズベイ沿いの主要な遊泳エリア(具体的な場所は現地に設置された標識をご確認ください)です。
保健当局の発表によると、汚染の原因は近隣の下水ネットワークで突発的に発生した「下水の溢れ出し(オーバーフロー)」によるもの。流出した未処理の下水がそのまま海へと流れ込んでしまったため、健康に害を及ぼす細菌の数値が急上昇し、泳ぐには非常に危険な状態であると判断されました。
水福祉公社(WSC)による復旧作業と再開への見通し
現在、水福祉公社(WSC:Water Services Corporation)の専門チームが現地へ派遣され、下水漏れの原因となった箇所の修復と、周辺エリアの緊急清掃作業を急ピッチで進めています。
清掃作業の完了後、環境保健局が毎日海水を採取して厳格な水質検査(サンプル分析)を行います。そのため、数日前に無事再開された南部ビルゼブジャのケースと同様に、「水質検査の結果、安全基準値を完全にクリアした」と当局が確認するまでは、遊泳禁止は解除されません。 現時点では、具体的な再開日の目処は立っていないとのことです。
当局からの強い警告
環境保健局は、該当ビーチに「遊泳禁止(No Swimming)」の看板を設置し、見た目が綺麗に見えたとしても、感染症や皮膚トラブル、激しい胃腸炎を引き起こすリスクがあるため、完全な安全宣言が出るまでは絶対に海に入らないよう強く注意を呼びかけています。
✍️ 一言: 「今年の夏はマルタ各地のビーチで下水トラブルが続いていますが、今度は北部の人気エリア『セントポールズベイ』の一部遊泳スポットが遊泳禁止になってしまいました……。 このエリアはブジバやスウィーキー周辺からも近く、放課後や週末にサクッと泳ぎに行く留学生も多い場所なので本当に残念です。 先日再開されたビルゼブジャのように、数日〜1週間ほどで政府の水質検査をクリアして再開されるケースが多いですが、それまでは『No Swimming』の看板を無視して絶対に海に入らないでくださいね。お腹を壊したり皮膚が荒れたりしたら大変です! 閉鎖エリア以外の北部ビーチ(メリッハベイやゴールデンベイなど)は通常通り泳げるので、解除されるまではそちらへ足を伸ばすのがおすすめです。また安全宣言が出たらブログでシェアします!」