マルタ軍が違法マグロのボート摘発|レンジャー追跡で密漁を阻止
マルタ軍(AFM:Armed Forces of Malta)の海上部隊は、漁業局(Department of Fisheries)および市民監視団体「マルタ・レンジャー・ユニット(MRU)」と連携し、法で厳しく規制されている「クロマグロ(Atlantic Bluefin Tuna)」を違法に密漁・捕獲していたボートを海上にて強制遮断(インターセプト)し、違法水産物とボートの身柄を押収しました。
レンジャーによる徹底した追跡と通報
事件の発覚は、マルタの自然や海域を監視するマルタ・レンジャー・ユニット(MRU)の警戒パトロールがきっかけでした。
レンジャー隊員は、沿岸部で不審な動きを見せるボートを発見。高性能の望遠カメラ等を用いて監視を続けたところ、国際法規および国内法で厳しく漁獲量が管理・禁止されている「高級クロマグロ」が船上に引き揚げられ、違法に積み込まれている決定的な瞬間の撮影・記録に成功しました。
レンジャーからの緊急通報を受けたマルタ軍(AFM)の高速取締艇が即座に出動。逃走を図ろうとした該当ボートを海上で迅速に包囲・遮断し、身柄を確保しました。
厳しいクロマグロ(Bluefin Tuna)の規制と背景
地中海に生息するタイセイヨウクロマグロは、絶滅危惧種への指定や資源保護の観点から、EU規則およびマルタの国内法によって厳しい漁獲枠(クオータ)や認可制が敷かれています。無許可のレジャーボートや個人がクロマグロを捕獲・販売・持ち帰ることは完全に違法行為とされています。
現場で確認された違法捕獲のクロマグロは即座に押収され、ボートの船長および乗組員は違法漁業(IUU漁業)および水産業法違反の容疑で警察当局へと身柄が引き渡されました。今後、高額な罰金処分やボートの没収などの厳罰が科される見込みです。
マルタ軍および関係当局は、「地中海の豊かな海洋資源を守るため、陸上からの監視と軍による海上取締りを今後もさらに連携して強化していく」とコメントしています。
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マルタは日本へのマグロ輸出(養殖・遠洋漁業)でも非常に有名な国ですが、個人の無許可な密漁や違法捕獲に対しては厳しい姿勢をとっています。少し前にご紹介した「サンジュリアンでのスピードボート摘発」や「コルシカ島での違法アンカリング1500万円罰金」とも地続きの、海の環境とルールに関するニュースです。
✍️ 「マルタの海で、またまたお手柄な警察&レンジャーのニュースです!
マルタ軍(AFM)の高速艇が出動し、違法に『クロマグロ』を釣って載せていたボートを海上でバッチリ取り押さえました。
マルタといえば日本へもたくさんの美味しいマグロを輸出している『マグロの大国』ですが、地中海のマグロの生態系を守るために、許可のない個人やボートがマグロを釣ることは法律で厳しく禁止されています。
今回も現場で見張っていたマルタ・レンジャー・ユニット(MRU)が超高性能カメラで密漁の瞬間をバッチリ撮影し、軍に通報して速攻で捕まえたそうです。
ボートでのスピード違反や、海草保護区での錨下ろし、そして今回の密漁など、地中海の美しい海とルールを守るための監視体制が本当に強化されていますね。マルタで海のアクティビティを楽しむときは、しっかりと現地のルールを守って楽しみましょう!」