
【実録】マルタの郵便・荷物郵送ガイド!日本からの受け取り&送り方の注意点を徹底解説
マルタに移住・長期滞在する際、もしくは帰国の際、避けて通れないのが「荷物の郵送」です。日本から家族に荷物を送ってもらったり、帰国時に荷物を送り返したり……。しかし、地中海の島国マルタの郵便事情は、日本とは全く異なります。「荷物が届かない!」「身に覚えのない高額な関税を請求された!」というトラブルも日常茶飯事。
今回は、マルタ生活をスムーズに送るための郵便・郵送の攻略法を徹底解説します。
1. 日本からマルタへ荷物を送る(受け取る)際の鉄則
日本から荷物を送ってもらう際、最も注意すべきは「関税(Customs)」です。マルタはEU加盟国のため、EU圏外である日本からの荷物には厳しく税金がかかります。
配送方法は「船便」か「国際郵便」か
- 航空便: 2週間〜2ヶ月ほどで届きますが、関税のチェックが厳しく商品代金が22ユーロ(3500円相当)以上の場合、VAT(付加値税18%)および通関手数料が課税対象となります。
- 船便: 2〜3ヶ月かかります。送料は格安なので、急がない日本食や季節外の衣類を大量に送るのに適しています。
- 日本からマルタへは、
現在EMS(国際スピード郵便)の引受が停止されているため、代替としてDHLやUPSなどの国際宅配便の利用が推奨されています。
高額な関税を回避する「書き方」のコツ
送り状(インボイス)の書き方ひとつで、数千円〜数万円の差が出ます。
- 「Personal Effects / Used」と明記: 新品の服でもタグを外し、「個人の中古品」として送ってもらう。新品とみなされると、商品価値の約18〜25%の税金を取られることがあります。
- 金額を低めに設定する: あまりに高い金額を書くと、その分税金も高くなります。ただし、紛失時の補償額も下がってしまうので、バランスが重要です。
【2026年最新】配送方法と料金目安
現在、日本からマルタへの主要なルートと料金(概算)は以下の通りです。 ※ 1ユーロ = 184円換算。
| 配送方法 | 届くまでの目安 | 特徴 | 2kg以内(小包) | 10kg(大荷物) |
| 国際小包(航空便) | 2週間〜1ヶ月 | 日本郵便。EMSより安価だが追跡がやや遅い。 | 約 6,000円 | 約 22,000円 |
| 国際小包(船便) | 2ヶ月〜3ヶ月 | 最安。日本食や冬服など、急がないものに最適。 | 約 3,500円 | 約 8,500円 |
| DHL / UPS | 4日〜7日 | 爆速かつ確実。ただし関税の手続きが厳格で高い。 | 約 18,000円〜 | 約 45,000円〜 |

※こちらが現在2026年2月の料金です。
【重要】関税の支払いについて 荷物がマルタに到着すると、MaltaPostからSMSやハガキで「関税支払いのお願い」が届くことがあります。オンラインで支払いを済ませないと配達されないため、追跡番号は常にチェックしておきましょう。
2. マルタの郵便局「Malta Post」のリアルな実態
荷物がマルタに到着しても、自宅まで届けてくれるとは限りません。
- 「不在票」が入っていない問題: ずっと家にいたのに「不在票」だけがポストに入っていたり、最悪の場合、不在票すら入らずに郵便局で保管されていることがあります。追跡番号(Tracking Number)でこまめにチェックし、ステータスが「Held by Customs」や「Ready for collection」になったら、自分から動くのがマルタ流です。
- 荷物の受け取りにはIDが必須: 郵便局(Hub)に荷物を取りに行く際は、パスポートやe-Residenceカードを絶対に忘れないでください。これがないと、どれだけ本人だと主張しても荷物は渡してもらえません。
3. マルタから日本へ荷物を送る方法
お土産を買いすぎた時や、帰国前に荷物を減らしたい時は、街中の郵便局(赤い看板のMalta Post)へ行きましょう。
パッキングは念入りに: マルタの郵便局の荷扱いはお世辞にも丁寧とは言えません。「投げられる」ことを前提に、中身はこれでもかというほど緩衝材(プチプチ)で包んでください。
① 郵便局に行く前の「オンライン申告」が必須!
Registered Mail(書留)を選ぶ: 追跡なしの普通郵便は安くて魅力的ですが、マルタからの発送は紛失のリスクがゼロではありません。必ず追跡番号が付くタイプを選びましょう。
2021年から段階的に始まった電子先端データ(EAD)の送信は、2026年現在、マルタから日本(EU圏外)へ送る際は必須です。
- 手順: MaltaPost公式サイトの「Send Your Item」から、送り主・受取人・内容物(重さと価値)を入力。
- コツ: 完了後に発行される「Declaration ID」を控えておくか、ラベルを印刷して持参しないと、窓口で「家でやってきて」と追い返されることがあります。
② 料金と日数のリアル(2026年2月時点)
- エコノミー(Surface): 最安ですが、船便が含まれるため2〜3ヶ月かかることも。
- スタンダード(Air Mail): 1〜2週間。追跡(Tracked)を付けるのが在住者の常識です。
- 料金目安: 2kgまで:約€35〜
- 5kgまで:約€65〜
- 10kgまで:約€110〜 ※燃料サーチャージ等により変動するため、最新の「Postage Calculator」を確認するよう促しましょう。
③パッキングは「マルタ仕様」で!
- 箱の強度: マルタの郵便局で売っている箱は少し柔らかめです。Amazon等で届いた頑丈なダブルフルート(二重)の段ボールを再利用するのがおすすめ。
- 液体・禁輸品: 2026年現在、蜂蜜やジャムなどの食品、香水、リチウム電池には非常に厳しいです。窓口で「No Liquids?」と必ず聞かれます。
ちなみにポストカードは1週間ほどで届きました。
4. 郵送トラブルを防ぐための神アイテム
私に経験上からマルタでの郵送ストレスを減らすために、日本から持っていくべき、あるいはAmazonで準備しておくべきアイテムを紹介します。
1. デジタル吊りはかり(ラゲッジチェッカー)
【トラブル:重量オーバーでの高額追加料金】 マルタの郵便局の窓口で「100gオーバーで送料が倍になった!」という悲劇はよくあります。家で10g単位まで正確に測っておけば、窓口で荷物を開けて減らす羽目になりません。
2. 布粘着テープ(日本製の強力タイプ)
【トラブル:輸送中の箱の崩壊】 海外のガムテープは粘着力が弱く、湿気や衝撃で剥がれることがよくあります。日本製の布テープで「H貼り(箱の継ぎ目をすべて覆う)」すれば、中身が飛び出すリスクを激減させられます。
3. 厚手のプチプチ(緩衝材ロール)
【トラブル:中身の破損】 マルタポストの荷扱いはかなり荒いです。現地の郵便局で買う緩衝材は薄くて高いので、日本から壊れ物を送る際は、ケチらず「3層構造」などの厚手タイプで包みましょう。
4. 油性マジック「マッキー」極太
【トラブル:宛名のかすれ・誤認】 細いペンで書くと、雨や摩擦で住所が読めなくなることがあります。遠くからでもハッキリ見える極太のマジックで、大きく「JAPAN」や「追跡番号」を書くのが紛失防止のコツです。
5. 圧縮袋(衣類用)
【トラブル:箱のサイズによる送料アップ】 送料は重さだけでなく「箱の大きさ」でも決まります。冬服などは圧縮袋でカチカチに小さくすれば、ワンサイズ小さい箱で送れて節約になります。
6.厚手のポリ袋(45L以上)
【対策:浸水・汚れ・液体漏れ】 段ボールの中にこの袋を敷き、その中に荷物を入れてから封をします。万が一、箱が雨でふやけて破れても、中身の日本食や服を汚さずに済みます。
7. A4サイズのインボイス用クリアファイル
【トラブル:書類不備での税関ストップ】 関税の書類(インボイス)は、外から見えるように貼る必要があります。クリアファイルに入れて固定しておけば、税関職員が中身を確認しやすく、スムーズに通過できます。
8. Apple AirTag(エアタグ)
【トラブル:完全なる紛失】 究極の対策です。荷物の中に忍ばせておけば、今マルタの港にあるのか、まだ日本にあるのかをスマホでリアルタイムに追跡できます。「どこにあるか分からない」という不安から解放されます。
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