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マルタのアールラプシ今夏閉鎖|嵐の被害で岩盤崩落の危険

シジウィ(Siġġiewi)にある人気の景勝地「アール・ラプシ」の洞窟エリア(インレット)が、この夏の間、完全に閉鎖されたままになることが決定しました。行政が実施した専門的な安全調査により、現時点では「一般市民が立ち入るにはリスクが高すぎる(非常に危険である)」と判断されたためです。

閉鎖に至った原因:相次ぐ嵐の被害

アール・ラプシは、2023年2月にマルタを襲った猛烈な嵐「ヘリオス(Storm Helios)」によって、構造的に壊滅的なダメージを受けました。

さらに、直近(2025年〜2026年)の冬のシーズンに発生した複数の激しい嵐が追い打ちをかけ、斜面の浸食と岩盤の劣化が急速に進行。その結果、いつ大規模な岩盤崩落(落石)が起きてもおかしくない、極めて危険な状態になってしまいました。

専門家による「危険」の判断

シジウィ地方自治体(Local Council)は、地質学の専門家に詳細なリスク評価を依頼しました。その結果、以下のような深刻なリスクが報告されています。

  • 洞窟の天井や、周囲の崖の岩盤が非常に不安定になっている。
  • 安全を確保するための大規模な補強工事を行わない限り、人が立ち入ることは不可能。

地方自治体の代表(市長)は、「市民や観光客の命を守ることが最優先であり、安全が完全に保証されない限り、エリアを再開することはできない。非常に残念だが、この夏の間は閉鎖を維持せざるを得ない」と述べています。

立ち入り禁止区域と罰則

現在、アール・ラプシのビーチおよび洞窟へと続くアクセスルートには、立ち入り禁止を知らせるフェンスや標識が設置されています。

当局は、これらを無視して敷地内に侵入した場合は、不法侵入および安全規則違反として重い罰金が科される可能性があると強く警告しています。なお、崖の上にあるレストランなどの商業施設は通常通り営業を続けていますが、海に降りることはできません。

今後の修復工事のスケジュールや、いつ再開できるかについての具体的な目処は、現時点では立っていません。

💡 アール・ラプシは、青の洞門(ブルーグロット)からも比較的近く、「夏に絶対行きたい絶景シュノーケリング・ダイビングスポット」として、SNSや観光ガイドでもよく紹介される場所です。

そのため、「行ってみたら閉鎖されていてガッカリした」「知らずに入って罰金になった」という日本人が出ないよう、注意してください。

✍️ 一言案: 「マルタの夏といえば美しい海ですが、南西部にある絶景スポット『アール・ラプシ(Għar Lapsi)』へ行く予定がある方は要注意です! 過去数年の激しい嵐によるダメージで、崖や洞窟の岩がいつ崩れてきてもおかしくない状態になっており、この夏(2026年シーズン)は丸ごと遊泳・立ち入り禁止になることが発表されました。 柵を越えて中に入ると厳しい罰金を取られる可能性もあります。近くのレストランなどは営業していますが、海で泳ぐことはできないので、今年の夏は別のビーチ(ブルーグラウトのボート乗り場周辺や、ゴールデンベイなど)に目的地を変更することをおすすめします!」

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